マンション管理には、マンション住民ですべてのマンション管理を行う「自主管理方式」、一部の管理を管理会社に委託する「一部委託方式」、管理業務をすべて管理会社に委託する「全部委託方式」の3つの方法があります。ここでは、それらの管理方式について、メリット・デメリットを併せて紹介しています。
マンション住民が協力し合い管理業務を分担。管理会社の力を借りずに自らの力でマンションの管理をする方式です。住民同士の連携が大切になるので、小中規模で店舗・賃貸部分のないマンションに適しています。
大部分の管理業務をマンション住民で行います。その中で、専門的な知識・技術が必要になる設備の保守点検や、時間がとられる日々の清掃などを管理会社に委託する方式です。自主管理方式と全部委託方式の中間となる管理方式です。
マンションの管理業務のすべてを管理会社に任せる方式です。一括委託方式とも呼ばれ、マンションの規模に影響されにくいのがポイント。住民のライフスタイルが多様で、住民同士の連携が難しい、大規模なマンションに向いています。