管理組合の役員になったらまずやること

これで安心!マンション管理ガイド

役員になったら初めに行うこと

初めて役員になった方は「何をすればいいのかわからない」と不安になることがよくあります。その不安を解消するために、役員として初めに行っておくべきことを紹介します。

前任者から話を聞く

引き継ぎ時に、前任者からおおまかな仕事の流れを教えてもらいましょう。そのときに、任期中に起きた問題点や今後の不安点を聞いておくことも大切です。問題になりそうな部分をあらかじめ把握しておくことで、実際に問題が起きたとしても落ち着いて対応できます。

管理会社と結んだ契約書の確認

任期中に、管理会社と契約に関することで話し合う機会があるかもしれません。そのときに、契約内容を知らずに具体的な話をすることはまず不可能です。また、契約内容通りにマンション管理が行われているかをチェックするためにも、契約書の確認は必要です。

管理規約について知る

管理組合の中心ともいえる役員がマンションのルールを知らないのは問題です。マンション管理を適確に行うためにも、管理規約をしっかりとチェックしておきましょう。規約が作成されてから年月が経ち、マンションの現状に即していない部分があったら改正を考えるのも良いでしょう。

マンションのチェック

廊下や階段だけでなく、駐輪場や敷地などマンション外部の設備、さらに屋上といった今まで気にしてこなかった部分もしっかりと見る必要があります。その中で、修繕が必要と思われる箇所を見つけたらチェックしておくとともに、なぜ今まで放置されていたのかを前任者に確認しましょう。

区分所有法を知る

余裕があればですが、区分所有法(建物の区分所有等に関する法律)に目を通しておくと良いかもしれません。マンションの各部分の所有権を定めた法律ですので、管理する上で必要不可欠。しかし、法律ですのでかなり複雑です。どういった法律なのかを理解する程度でも、後々役立つときがくると思います。

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