マンションを管理する上で行う必要がある修繕作業。規模が大きくなる場合は特に、周期や時期を考え計画的に行わなくてはなりません。
計画は数年ごとに見直すようにし、マンションや社会の現状に即した計画であるかどうか確認するようにしましょう。
大規模修繕工事を行う際には、修繕周期や予算、着工時期など総合的な計画を立てるようにしてください。
築年数が経過するほどマンションへの新規入居者は少なくなり、住民の転居や高齢化も進みます。そのため、ほとんどの管理組合で積立金不足に陥りますので、早い段階で高齢化を見据えた対策を打っておきましょう。
長期修繕計画は思いつきで行わず、修繕計画を立てて適切なタイミングで実行します。
修繕を行う対象となる場所は、建物のほかにも電気や排水などの設備、駐車場や遊戯施設などの建物周りにまでおよびます。
大規模修繕工事を実施する際は、事前にしっかりとした実施計画を立てておきましょう。綿密な計画がないまま実行した場合には、さまざまな不安やトラブルが起こりかねません。
大規模修繕には工事費用のほかにも設計費用や工事監理、コンサルティング費用がかかります。それらの必要経費のことも考えた予算計画を立てるようにしましょう。