見積もり金額、ヒアリング結果から内定を出す1社を選ぶ

これで成功!大規模修繕徹底ガイド

施工会社の内定と決定

ヒアリング実施後、修繕委員会(または管理組合)にて各社を検討し、修繕を任せる1社を決定します。予算と見積もり額に大きな開きがある場合や不明点が解決できていない場足は、内定決定前に再見積もりや二次ヒアリングを行うことも必要です。

ヒアリング結果の取りまとめ

各社のヒアリングがすべて終わったら、立会者の間でヒアリングの結果について意見交換を行い、どの会社に好感がもてたかなどを話し合います。各社の印象が新鮮なうちに行わないと、妥当な比較検討が難しくなりますので、後日に持ち越さない方がよいでしょう。また、事前に採点表を用意しておき、その結果をランキングしておくと判断がしやすくなります。特に選定経過は後日総会などでも説明できるように、日時やヒアリング出席者、意見交換の内容、判定結果などを記録として残しておく必要があります。

内定した会社への連絡

ヒアリングの結果と見積金額を考慮して1社に絞り込みます。内定した会社には内定通知を送りましょう。ただし、これはあくまで内定です。最終決定は施工会社と契約の内容について最終的に合意がまとまり、総会で承認がとれて無事契約締結に至ることが前提。たとえば見積もり内容と契約内容に大きな隔たりが発生し、契約の内容について合意できそうもないような場合には、内定取り消しもありえます。内定先には内定通知の中にその旨を記載しておきましょう。また、次点の候補となった業者への通知にも敗者復活がありえる旨を記載しておきます。礼儀として選外となったほかの会社にも、忘れずに報告しましょう。

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