施工業者に見積もり依頼をするにあたり、現場説明会を開催しましょう。仕様書だけで見積もりができないわけではありませんが、やはり実際に現場を見てもらうことで、精査された見積金額を作成してもらえます。
期日を定めて見積もりをしてもらう施工業者に、マンションに集まってもらいます。建物の現状、調査結果、注意事項などを説明の上、設計図書と見積要領書を配布。詳細な見積条件の提示を行います。また、見積もり期間中に質疑応答に機会を設けて、各業者からの質問を受け付けることも大切。回答する際は、公平を期すため、質問の有無にかかわらず全社へ同じ回答書を配りましょう。その後、提出された見積書の内容を精査します。
現場説明会を行うと応募した業者同士が顔を合わせるため、談合の恐れがでてきます。それを防ぐために有効なのが、郵送による見積もり依頼。見積もり提出までの期間を定め、期間内に現場確認や質疑応答を実施してください。その後、見積書を提出してもらう流れになります。