工事仕様書の作成方法や内容について

工事仕様書の作成

施工方法や使用する材料などは設計図に書くことができず、それを文書にしてまとめたものが工事仕様書になります。施工業者は工事仕様書を参考にしながら工事を進めるため、しっかりとしたチェックが必要です。

工事仕様書を作成する

外部の専門家に作成を依頼するのが一般的ですが、今後の修繕工事すべての指示書となるのでしっかりした打ち合わせやチェックが必要です。工事仕様書を作るには建物の状況をしっかりと確認し、修繕積立金の残高や以前に修繕計画を行っていた場合はそれも参考にしながら仕様書を作成しましょう。

工事仕様書の内容

工事仕様書には、使用する材料や施工方法などが記載されます。これをもとに見積もりや工事が行われるので、工事内容ごとに分け、箇条書きにするなど、誰が見てもわかりやすい体裁を心がけましょう。ガラスや断熱材を使う場合は厚さも記入し、使用する防水シートの種類や長さやなど、内容は具体的に細かく書くことが大切です。