業者の点検が行われる前に、修繕委員会で行う点検について

これで成功!大規模修繕徹底ガイド

専門委員会による点検調査

修繕計画を立てるためには、建物の劣化や破損状況を確認する必要があります。一般的には専門の業者に点検を依頼しますが、その前に自分たちの目でもマンションの状況を確認しておくことで、業者の見落としを防ぐことができます。

点検する場所

住民からのアンケート結果や日頃の生活で気づいた部分を重点的に点検しますが、マンションの敷地内は一通り見ておいた方がいいでしょう。意外なところに住民も気づかなかった問題があるかもしれません。テレビのアンテナや屋上の給水タンクなど、高いところや危険な部分は無理に点検せず、専門業者に任せるようにしましょう。

点検の必要性

アンテナや照明器具など、細かい場所の不具合は、住民でなければ気づきにくい部分のため、事前に住民へのアンケートを行って破損や劣化を把握しておきましょう。小さなひびや不具合でも、工事を始めてみたら実は重大な欠陥だったという場合、工事費用が上乗せされてしまいます。そのような事態を防ぐためにも、自分たちで見つけた不具合や破損は業者の点検が入る際にしっかりと伝えておきましょう。

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