マンション設計図書の一覧
マンションの管理の適正化に関する法律において、事業主は管理組合に設計図書の交付が義務付けられています。修繕の際は必ず必要となるものですので確実に保管しましょう。
設計図書の内容
国土交通省令で定められている設計図書は以下のとおりです。
- 附近見取図(建物付近の地図)
- 配置図(道路・敷地に対しての建物の位置)
- 仕様書(工法、資材品質、使用メーカーや品番などを記載)
- 各階平面図(柱・壁、バルコニーなどの位置と寸法)
- 2面以上の立面図(建物の外観)
- 断面図又は矩計図(各階の高さ)
- 基礎伏図(基礎の平面、杭などの位置)
- 各階床伏図(各階の床の平面骨組み図)
- 小屋伏図(屋根を支える骨組図)
- 構造詳細図(各部位の寸法や勾配など)
- 構造計算書(建物の骨組みを決める基本)
設計図書はしっかりと保管
管理規約と同様に、設計図書の保管も管理組合の重要な業務。大小に限らない修繕で必要となるものですので、「誰が」「どこに」「いつ保管した」といった内容を確実に記録するルールを決めたほうがよいでしょう。