大規模修繕を行う際にポイントになってくる計画や管理組合について

これで成功!大規模修繕徹底ガイド

管理組合が注意すること

大規模修繕工事は長期に渡って行われるため、同じ役員が継続して計画を進めていくということはほとんどありません。役員の交代がトラブルの元となって、大規模修繕工事に支障が出てしまわないよう、施工業者や住民への細かい対応、次の役員への引き継ぎなどが重要となってきます。

当初の計画がぶれないよう注意する

本来、大規模修繕を行う場合は専門の組織を作るのが理想ですが、それが難しいときは管理組合が中心となって計画を進めていきます。管理組合の役員は数年で交代することが多いので、役員が変わるたびに計画の内容が変更されてしまうと、住人の反感を買ってしまうこともあります。役員が交代する際の引き継ぎはしっかりと行い、管理会社やコンサルタントの力を借りるなどして、引き継ぎによるトラブルが起きないように注意しましょう。

管理組合が活動できる時間

管理組合の役員の多くは、本来の仕事を持っているため、管理組合の仕事ができるのは、仕事が休みの週末や祝日のみになります。平日に管理組合の活動をすることももちろん可能ですが、その分役員の負担が大きくなってしまいます。限られた時間を有効活用するために、計画的・効率的に活動する配慮も必要。そのため総会の予定はできるだけ早く決め、多くの役員が集まる日を選ぶようにしましょう。

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