大規模修繕を行う際に必要となる費用についてご紹介

必要な費用の確認

大規模修繕を行うにあたって必要な費用は工事費用だけではありません。設計や工事監理、コンサルティング費用など、いろいろな部分で経費がかさんでしまいます。それら必要経費のことも考えて、余裕をもった予算計画を立てるようにしましょう。

工事費用

実際に施工会社が決定して契約を結ぶまで工事費用は定まらず、設計変更などで工事費用が増額となる可能性もあります。計画を立てる前に目安となる金額が知りたい場合は、戸数や築年数が似ているマンションを探し、該当するマンションの管理組合に聞くのも一つの方法。金額だけではなく、修繕内容も聞くことで工事費用算出の参考になるはずです。また、ご自分たちの管理会社に協力してもらえば、類似したマンションを探してくれる可能性もあるので相談してみましょう。

工事以外にかかる費用

建物の診断や修繕設計、コンサルティングを依頼する場合には、工事とは別に費用が発生します。建物の診断や修繕設計などをコンサルタントにお願いすることも多いそうですが、全て自分たちでやってしまえばコンサルティング費用は発生しません。しかし、知識がなく不安だという場合や、仕事が忙しくて計画を立てる暇がないという場合に、コンサルタントは心強い存在となります。それ以外にも、会議で使う書類の印刷費や書類代などが経費として必要になってくるので注意しましょう。