マンションの防犯設備として設置されているオートロックは、管理人や入居者、設備点検の業者など、限られた人しか入ることができません。防犯上大切な設備ですので、日々の点検は欠かせません。
オートロック設備は時代とともに進化しており、次々と新しい機能や高性能な商品が開発されています。20年も経つと部品がなくなり、オートロックが壊れても修理ができなくなってしまうため、不具合がなくても7~15年で交換を検討するのが一般的です。オートロックはすべての部屋と繋がっているので、交換を行うときはマンション全体の工事が必要となります。
マンション入り口のオートロックを交換する際は、同時に各部屋に取り付けられている鍵の交換も必要になります。場合によっては鍵のみの交換が難しく、ドアそのものの交換が必要になることもあるので、住民としっかり話し合ってから工事を行いましょう。