衛星放送のBS・CSの違いや機器の交換時期について

衛星放送設備

衛星放送設備には、BS放送用とCS放送用があり、BS放送はさらにアナログ放送とデジタル放送に分けられます。本来BS放送とCS放送でアンテナの共用はできませんが、110度CS放送対応のBSデジタルアンテナを設置することで、CS放送とBSデジタル放送のみアンテナの共用が可能です。

修繕の目安

2011年の7月にBSアナログ放送が終了するため、BSアナログ放送を利用しているマンションは故障していなくてもアンテナ交換が必要になります。
テレビの映りが悪くなった場合は、まずアンテナの向きが適正であるかを確認しましょう。何らかの理由によりアンテナの向きがずれてしまった、もともと安定した電波を受信できない向きに設置されていたなどの原因が考えられます。
アンテナの向きを変えても改善されなかった場合、アンテナの変形やケーブルに不具合が生じている可能性があるため、専門業者に調査を依頼して原因を調べてもらいましょう。

ポイント

建物や樹木など電波の障害となるものがある場合は、その障害を取り除く必要があります。管理組合だけでは問題解決できない場合もあるので、やはり専門業者に相談するのが適切です。