FRP製や銅製、ステンレス製など貯水槽の種類についてご紹介

これで成功!大規模修繕徹底ガイド

貯水槽

貯水槽の清掃時に点検を行い、水槽廻りの配管・継ぎ手類からの漏水、定水位弁の動作の不良や貯水槽のパネルのパッキングからの漏水など不具合があった場合、修繕や交換を行ってください。
容量10m3以上の貯水槽は、1年に1度、厚生労働大臣の登録を受けた者の点検・清掃を行うことが水道法上で定められています。点検は清掃作業とともに水質検査、設備検査を行い、報告書は3年間管理室に保管する義務があります。

FRP製貯水槽

FRPパネルをパッキングで組み合わせた水槽です。ステンレス製の貯水槽より安価ですがより修繕が必要なので、長期的には管理費用の点では高いといえるでしょう。

鋼製貯水槽

鋼板を溶接で接合、あるいはボルトナットで組み合わせた水槽です。おおむね築35年以上のマンションで採用されています。経年から考えれば、更新工事の準備が必要と思われます。また、高架水槽で架台が鉄骨でタワーが組まれている場合、同様に金属腐食の進行の懸念がありますので、早めの修繕をおこなうように心がけてください。

ステンレス製貯水槽

ステンレス製パネルをパッキングで組み合わせた水槽です。金属腐食が起こりにくいため、管理費用は安くすみます。但し、FRP製貯水槽より一般的に高価です。

このページの上部へ