マンション敷地内・周辺を走っている道路にはさまざまな種類があります。それぞれの道路で管理の主体が異なることがほとんどですので、その管理者を把握しておく必要があります。
道路は機能別、管理主体別に見た場合は大きく5つに分けられます。
マンションの敷地内通路は大きく分けると以下の2つから構成されています。
幅員1~2メートルで、コンクリートや平板などで舗装されているのが一般的です。
路床・路盤・表層で構成されており、車や人が通行する部分です。
雨水などが流れこむように作られた側溝のことです。側溝の種類によってL型街きょ、U型街きょ、V型街きょなどと分類されます。
マンション敷地内道路は管理組合に維持・管理を行う責任があります(ただし、移管などで公共団体が管理している道路を除く)。年月の経過により劣化や損傷が必ず生じますので、定期的な点検装置やこまめな修繕を行うようにしましょう。
道路も年数の経過とともに傷み、重量が加わったりすることでクラックが生じることもあります。部分的に痛んだ場合はその部分を修繕することになりますが、年数が経っている場合、経年劣化によりさまざまな場所に支障が出ます。道路表層の修繕だけでは済まなくなってしまうこともありますので、約20年ごとに全体的な修繕を行うのが一般的。
修繕の方法としては、現状の舗装面の家からアスファルトコンクリートを重ねる「オーバーレイ方式」と、舗装面の表面を撤去してアスファルトコンクリートで舗装をやりなおす「打ち換え方式」があります。