マンション大規模修繕工事を検討している管理組合の役員の方、
「よく解らないからと管理会社に任せきりにしていませんか?」
「どこでも同じだからと思い込んで金額だけで決めていませんか?」
「大手だから安心だなんて思い込んでいたりしていませんか?」
どこでも同じだったら、こんなにたくさんの問題がでてはきません。多くのマンションが間違わなかったら、こんなにたくさんの苦情がでてはきません。どうやるかで大きく変わってしまうから大規模修繕工事は怖いのです。
分譲マンションの大規模修繕工事は、基本的に長期修繕計画をもとに行われるものですが、ちゃんと計画が立てられているマンションは多いとはいえないのが実情です。
その理由は、大規模修繕工事は、「私たちの資産価値を維持するためにとても重要」だという意識が区分所有者の中に薄いからなのです。
通常、工事は100世帯超の大規模マンションであれば、コンサルタントを入れて実施することが多く、それ以下の中小規模のマンションであれば自分たちで工事のチェックをしなくてはなりません。マンションは管理会社のものではなく、自分たちのものだからです。
身近でないマンションの大規模修繕工事ですから、使い慣れない専門用語や習慣の理解に苦しむのは当然です。だからこそ、準備をしておけば、コンサルタントや工事業者の言っていることも理解しやすくなります。
しかし、素人向けに正しく情報開示がされていないため、本当のところの話が解りにくくなっていたりします。どうしてかというと、各業者にとって都合のいい話もあれば、そうじゃない話もあるからです。
匠リニューアル技術支援協会はそんな世の中で、分譲マンションに住む人にとって最適な大規模修繕工事を実現するため、管理組合経験者やコンサルタントや施工会社など、マンションの大規模修繕工事にかかわるあらゆるステークホルダーが集まり、「本音」で議論するところからスタートしたのです。
本音で議論したため、マンションの住民にとって耳の痛い話もします。また、施工会社にとって厳しい話もします。私たちは決して特定の誰かの利益を保護するためにできたものではありません。そういう意識の高い専門家がいるからこそ、設計コンサルタントの業務評価を行うことができる日本で唯一の技術系中立機関といえるのです。
また、分譲マンションが抱える問題は、工事のみではありません。建物も人も年とともに老いていきます。老いることが悪いことではありません。いかに快適に老いるかを計画的に進めていくことができたら、すばらしいコミュニティができあがると思うのです。住んでいてよかったと言えるマンションライフをひとつでも多く実現するのが私たちの使命だと思っています。
安心して依頼できるか、設計コンサルタントを評価。選定に関するアドバイスを専門家が行います。