長年風雨にさらされる外壁は劣化しやすく、破損箇所をそのままにしていたために事故が起きたというケースも少なくありません。中には工事の欠陥が原因の場合もあるので、例え新築の建物でもひび割れやタイルの剥がれを見つけたら早めに修繕をする必要があります。
マンションの管理組合は、事故が起きた場合に備え保険に入っているのが一般的なので、まずは保険に入っているかを確認します。加入していた場合はその保険で補償金を支払い、入っていなかった場合は管理組合またはマンションに住んでいる全住民が責任を負うことになります。老朽化した部分を修理する場合は、修繕積立金を使うのが一般的なようです。
新しい建物にも関わらず外壁の表面が浮き上がっている、外壁が剥がれて落下したなどのトラブルが起きた場合、建築工事に欠陥があったと考えられます。新築だからと安心せず、建物に異常を見つけた場合は早めに管理者側に連絡をして、早急な対処を求めましょう。このとき工事の欠陥が原因だった場合は、業者に損害賠償を求めることができます。