蛇口から色のついた水やゴミの混じった水、臭いのする水が出た場合の問題と解決方法

水道トラブル

水道水は本来、無色・透明・無味・無臭・異物を含まないことが条件となっています。しかし、色のついた水や異物の混じった水が出てくる、悪臭がするなどのトラブルも多くあります。これらの原因はさまざまですが、まずは管理組合か水道局に連絡をしましょう。

解決策

赤、または茶色の水が蛇口から出てきた場合、給水管内のサビが考えられます。管理組合に連絡して調査をしてもらい、必要と判断されれば給水管の清掃や工事を行います。新築マンションで赤い水が出るのはよくあることなので、その場合は使用前にしばらく水を出しっぱなしにしておき、様子を見ましょう。1カ月経っても状況が改善されない場合は管理組合に連絡し、調査を行います。
給水管内に異常が見つからない場合、汚れた水が混ざっている可能性があります。給水栓が何らかの形で汚れた水と繋がっており、給水栓を開いたときに汚れた水が逆流しているのです。その場合は管理組合や水道局に連絡して配管調査や水質調査をしてもらいましょう。それでも状況が改善されない場合は、保健所に相談するのもひとつの手段です。

ポイント

給水設備には定期的な点検が義務づけられていますが、管の中を清掃しても劣化は避けられません。多少のゴミなら小型のろ過装置を取り付けてしのぐことも可能ですが、水はライフラインに関わる大切なもの。異変が起きたらなるべく早く管理組合に連絡し、対処してもらいましょう。