ゴミ出しは生活に密着しているので、それだけトラブルも多くなりがちです。問題を放置してしまうと景観も損なわれ、マンション全体の雰囲気も悪くなってしまうので、適時対応する必要があります。
分別されていないと、収集車は持って行ってくれないばかりか、そのまま放置され景観も損なわれます。出した人が判明しなければ、管理人または管理組合で分別して対処しなければいけません。その工程で出した人が判明する場合がありますが、プライバシーという観点から逆に問題視される場合も。
まずできる対策は、分別に対する案内を頻繁に出すことです。そのことで分別に対する意識が高まり、「自分だけはいいか」という考えが次第に薄くなり、ルールを守るようになります。問題が根深いようでしたら理事会に問題を提議し、マンション全体で働きかけることも大切です。
「分別」と同じですが、違反があるとゴミが回収されません。長時間放置されると、季節や種類によって悪臭を放つ上に、猫や鳥に散らかされてしまう場合があります。それ以前に景観も良くありません。考えられる対策としては、やはりルールを守ってもらうための案内を頻繁に出すこと。マンション全体で徹底すれば、ルールを守らない一部の人たちの意識も変わってくるでしょう。そのために理事会に問題提議するのも有効な手段です。
マンションにあるゴミ置き場は、住民が費用を出して管理しているものです。費用を負担していない外部の人がゴミを出すのは厳しく取り締まる必要があります。費用はかかりますがセンサーライトを取り付けたり、防犯カメラを取り付けたりするのが有効的です。また住民全体で問題に取り組み、ゴミ置き場を常に清潔にすることで、放置されにくい雰囲気作りも重要です。