駐車場と並んでトラブルの上位にくるのが駐輪場のトラブル。ここでは駐輪場に関するさまざまな問題と解決策をご紹介。困った時は参考にしてください。
自転車の場合、年間数百円で済む場合もありますが、バイクの場合、月々1,000円以上するケースもあります。バイクは自転車に比べ、幅も長さもスペースが取られる上に、転倒や油漏れといったリスクもあります。駐輪場は共用部分ですので、なんらかのトラブルが生じた際の修繕費用として、トラブルリスクの高い自動二輪車の利用料は高めとなっています。それでも高いと思うなら、管理規約の改正により料金を引き下げてもらう方法があります。
有料の駐輪場であれば、許可証(ステッカー)を作るのが有効的です。少々強引かもしれませんが、許可証が貼られていない自転車は処分するという規約を決めてしまえば、勝手に利用する人も減るでしょう。また、放置自転車も減りますので景観も保てます。
共用部分の保険に加入していれば、修理費を出してもらえますが、一般的には「責任を持たない」というのが通例のようです。まずは契約事項を確認してください。しかし大抵の場合、破損の原因は判明しません。原因が判明できなければ、修理費の請求も難しいといえるでしょう。原因と人がはっきりしているなら、話し合って修理費を請求することも可能ですが、当事者同士だと感情的になってしまいますので、必ず第三者(管理組合役員や管理員)を間に入れるとよいでしょう。