ペットのトラブルで臭いと並ぶよくある問題と解決方法

これで解決!マンショントラブルガイド

ペットの鳴き声がうるさい

ペットトラブルで必ずといっていいほど挙げられるのが「鳴き声」。ペット飼育可とはいえ、飼い主はモラルと責任を持って飼わなければいけません。

解決策

管理組合に報告する

個人間で苦情を言っても、感情的になるばかりでなかなか解決には結びつかないものです。そもそも「うるさい」の感じ方には個人差もあるので、管理組合に相談するというのは「客観的意見」を求めるという意味もあります。客観的に「うるさい」と感じられるようであれば、役員を通し発生源の住民に対策を講じてもらうと良いかもしれません。

役所に相談する

再三の改善要求にも何ら対策もしない時は、役所に相談するのも一つの方法です。そういった機関は、「動物愛護法15条」に抵触すると判断した場合、改善勧告や改善命令を発する権限を持っています。「法」と「公的機関」による改善命令はマンション内で解決を図るより有効的な手段です。

ポイント

個人ではなく、多人数で対応する

あなたが「うるさい」と感じているなら、近隣の住人も同じように思っているはず。協力し合い、発生源の住人に注意を促せば、「多くの人が迷惑している」と思わせられ有効的です。とはいえ強気な態度は逆効果。やわらかく対応することで穏便に解決するのが全員にとって一番だからです。

お互いの配慮が大切

マンションを購入する際、防音設計がしっかり施されているか確認することが最低限必要です。ペット飼育可のマンションであればなおさら必要。また飼う側も「しつけ」をしっかりし、マナーを守ることが大事です。

最終的な解決方法

行政の勧告や命令を無視し続ける場合、裁判を起こし損害賠償を請求することもできます。そこまでの意志を示すことで、訴訟期日前に環境を改善し、トラブルが解決する可能性もあります。

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