自分一人で理事会を運営してしまう人がいた場合や、役員以外が総会に参加したいと言った場合の解決方法

これで解決!マンショントラブルガイド

理事会のトラブル~独断で理事会を運営する役員がいる~

マンション管理組合としての方針を考え、具体的に問題を処理・解決していくのが理事会です。ここでは、理事会においてよく見られるトラブルと、その対処法についてご紹介します。

トラブル例と解決策

誰の意見も聞かず独断で行動し、理事会を運営してしまう理事がいた場合、まずは理事同士のコミュニケーションを深めることが大切です。積極的であったり熱心であったりする理事は大いに歓迎すべきなのですが、一方で独断的に運営される理事会はトラブルのもとになりかねません。ほかの理事も一緒になって活動していくことや、役割分担を明確にする「理事会運営規定」を制定することで、特定理事の独断による理事会運営を止めさせることができます。

ポイント

一人の理事が独断で理事会を運営した場合、理事会での審議も関係なく勝手に業者に見積もり依頼を出してしまうほか、理事会の進行についてほかの理事が意見を言えない雰囲気になってしまいます。理事はマンション住人の代表となる大事な役目なので、いろいろな意見に耳を傾けることが大切。ですから、理事会での適切な管理組合運営が大事なのです。

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