これで安心！マンション管理ガイド｜NPO法人匠リニューアル技術支援協会

管理会社に委託契約を依頼する場合も、マンション管理は管理組合が主体となります。会計業務や出納業務、設備管理業務など多くの管理業務がありますが、管理会社とよく話し合い、どの業務を委託するかをよく話し合うようにしてください。

マンションには多様な設備があり、事故無く安心して使用するためにも適切な管理が大切となります。また、会計や受け付けなど、建物そのものの管理以外にも業務は多岐にわたります。

マンションの事務管理・設備管理等の管理組合の業務をサポートしてくれるのが管理会社です。管理会社を選定前にしっかりと情報収集をして、安心して業務を任せられる管理会社と契約しましょう。

管理組合とは、マンション住民によって構成される、マンションを管理するための団体のこと。管理組合は区分所有者によって構成され、共用部分の管理や住民からの管理費の徴収・管理、管理規約の作成、総会の開催などを行います。

区分所有者が集まってお互いの意思を確認、マンションの管理方針を決定する場のことを集会（総会）といいます。

管理規約は、住民（区分所有者）全員でマンションを適切に維持管理していくために必要なルールのことです。

建物の共用部分や敷地、施設の維持管理に必要となる費用（管理費）や、大規模修繕に備えて定期的に積み立てるお金（修繕費）は、マンション管理や大規模な修繕を行う上で欠かせないものです。

安心できるマンション生活には適切な管理はもちろん、防犯対策が欠かせません。
共用部分の防犯対策のほかにも声かけやマンション内の整理整頓などを行い、犯行をおこしにくい雰囲気をつくりましょう。

一戸建て住宅と違い、マンションには多くの人が住んでいる分、さまざまな事故が起きやすい傾向があります。何らかの事故があった場合、多額の修繕費や賠償金が発生することがありますので、万が一を考えマンション保険に加入することをおすすめします。

管理組合や管理会社が行う業務や役割をご紹介