建替えに関する業務
マンションの建替えの準備から計画、実施までの間にはさまざまな手続きや事務が必要となります。
建替えの意志はマンション住民(区分所有者)が決定することになりますが、専門的な知識や客観的な判断が必要となることが多くあります。
また、マンション住民と借家人、周辺住民、施工者、公共団体などさまざまな立場、業種の人と調整を行う必要がありますので、できればコンサルタントや弁護士など、専門家の協力を仰いだ方が良いでしょう。
建替えに関する業務例
準備・検討段階
- 建替え事業開始のイニシアチブをとる、マンション住民の意志を統一する
- 建替えの必要性を検討する
- 修繕か建替えかを判断するため、建物の専門調査を行う
- 建替え組合の認可を申請する
- 建替えの可能性を検討するため、マンション住民にアンケートやヒアリング、説明会を行う
- 建替えの施設計画や資金計画を作成する
- 建替え決議において建替えの基本構想を決定させる
実行段階
- 旧マンションの取り壊しおよび新しいマンションの建築について、業者を選定する
- 業者に対して履行保証をとりつける
- 住民に住戸を明け渡してもらうための、権利変換計画作成、認可申請。また、仮住居の手配を行う